市井人情

蒼龍(2)

異動になりGW明けから、新しい仕事に取り組むことになった。異動はサラリーマンには付き物だが、仕事の内容が大きく変わり、不安と期待感、緊張感がないまぜになった不思議な心境だ。山本一力さんの『蒼龍 (文春文庫)』(タイトルの「竜」の字は「龍」が...
剣豪

けんか凧―暴れ旗本八代目(2)

今よりも自由に使える時間が多かった4、5年前までは、ハードカバーでお気に入りの作家の新作が出るたびに購入していた。また、大きな書店の歴史・時代小説コーナーで、ちょっと古めの発行日のもので、文庫化されていない掘り出し物を探すのも好きだった。今...
剣豪

乱雲―密命・傀儡剣合わせ鏡(1)

最近、HPづくりに時間がかかり過ぎて少し悩んでいた。時代小説を読まないことには、コンテンツが作れないということもあり、ウイークデーは読書に時間を使うようにして、週末にHP更新と決めていたが、なかなかちゃんとこなせていない。平均すると、2週間...
剣豪

けんか凧―暴れ旗本八代目(1)

井川香四郎さんの『けんか凧―暴れ旗本八代目 (徳間文庫)』を読み始める。井川さんというと、『くらがり同心裁許帳』シリーズなどで活躍する時代小説作家。「銭形平次」や「暴れん坊将軍」「八丁堀の七人」などのTV時代劇の脚本家としても活躍されてきた...
捕物

黒く塗れ 髪結い伊三次捕物余話(1)

土曜の夜、時間がまとまって取れたことと、読み味がよかったことから、『黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話』を一気に読了した。伊三次の女房、お文が妊娠中ということもあり、作中で江戸の出産について触れられている箇所があり、興味深かった。…「困りました...