江戸学

「密命」読本(1)

ようやく『「密命」読本 (祥伝社文庫)』を入手した。シリーズが完結する前にこのようなファンブックが刊行されるのは時期尚早な気もしていたが、文庫にしては豪華なコンテンツで、手にとってみたら十分満足いくものだった。密命関連江戸地図が何点かあり、...
蝦夷

黒頭巾旋風録(1)

『黒頭巾旋風録 (新潮文庫)』を入手した。作者の佐々木譲さんというと、『ベルリン飛行指令 (新潮文庫)』『エトロフ発緊急電 (新潮文庫)』など、第二次世界大戦下を舞台にしたスパイ冒険小説で活躍されている作家。『黒頭巾旋風録 (新潮文庫)』の...
捕物

鬼勘犯科帳―初代火盗改・中山勘解由(1)

慶長年間に創業し、その白酒は江戸時代から庶民に親しまれ、「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われて、江戸時代からの伝統を守ってきた老舗の豊島屋本店。日ごろより大変お世話になっている豊島屋本店の常務の吉村俊之さんから、面白い時代小説を紹介し...
幕末維新

燃えよ剣(1)

本日、ぼくの誕生日を家族が祝ってくれた。温かい心遣いがうれしかった。自分と同じ誕生日に有名人では誰がいるのか?調べてみた。有名人の誕生日A famous person's birthday.クリント・イーストウッドとブルック・シールズ、鈴木...
捕物

髭麻呂 王朝捕物控え(3)

諸田玲子さんの『髭麻呂 王朝捕物控え (集英社文庫)』を読み終える。主人公の髭麻呂こと藤原資麻呂(ふじわらのすけまろ)は、検非違使庁(けびいしちょう)に勤める看督長(かどのおさ)という下位の官人、今でいう警察の刑事といったところ。血を見ただ...