歴史読み物 江戸の白粉と鉛中毒 『徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)』を読了。本書は、十五人の将軍の死因を中心に綴られたユニークな徳川将軍史でもあります。著者の篠田達明さんは、整形外科医にして作家、現在は愛知県心身障害者コロニー・こばと学園園長を務められています。将軍... 歴史読み物江戸学
武家 大久保党と本多父子 岳宏一郎さんの『御家の狗 (講談社文庫)』を入手する。家康政権を支えた、金山奉行の大久保長安(おおくぼながやす)と、側近であり、懐刀ともいうべき本多正信、正純父子を主人公とする3つの作品を収めた短篇集。岳さんというと、『群雲、関ヶ原へ〈上〉... 武家江戸
お知らせ 1冊まるごと時代小説 朝刊に『小説現代』8月号の広告が載っていた。時代小説の大特集で、浅田次郎さん、宇江佐真理さん、佐藤雅美さん、北原亞以子さん、山本一力さんら、人気の時代小説作家の作品から、岩井三四二さん、山本兼一さん、犬飼六岐さんら新進気鋭の時代小説も押さえ... お知らせ時代小説
幕末維新 痔と糖尿病―江戸の場合 吉村昭さんの『桜田門外ノ変〈上〉 (新潮文庫)(下)』を読んでいたら、登場人物が痔や蜜尿病(糖尿病)に悩まされるシーンが出てきて、リアリティを感じた。時代小説を多数読んできたが、痔が描かれた作品というのは今まで記憶になかった。糖尿病のほうは... 幕末維新武家
中国 たまには中国時代小説を 森福都さんの『長安牡丹花異聞 (文春文庫)』が文庫化されたので、即ゲット! 時代小説をテーマにしたWebサイトを運営しているが、なかなか中国ものまでカバーしきれていない。ワープロで変換できない漢字が出てくるのが少し嫌だが、中国ものも時代小説... 中国