伝奇 剣豪小説の醍醐味 荒崎一海さんの『闇を斬る 刺客変幻』を、一気に読了。今回は前作以上にエンターテインメント度がアップし、スケール感がある。剣の遣い手である北町奉行所の隠密廻り同心が、薩摩藩蔵屋敷近くで殺されているのが見つかった。帯には、「黒子」と書かれた紙切... 2020.01.12 伝奇剣豪江戸
伝奇 「闇を斬る」の続編 「秘太刀 馬の骨」を三回目にして初めてリアルタイムに見た。それまでは帰宅が遅くなり録画だった。今週は、内野聖陽さん扮する神道無念流の主人公・石橋銀次郎と、不伝流の矢野道場の長老内藤半左衛門(本田博太郎)、「籠手打ち名人」長坂権平(尾美としの... 伝奇剣豪江戸
江戸 江戸時代の歌舞伎界 松井今朝子さんの『似せ者』は、江戸時代の歌舞伎界から題材をとった、4つの短編小説を掲載している。プロフィールによると、松井さんは早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了後、松竹に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。のち、フリーとなり、歌... 江戸芸道
市井人情 夏休みの宿題、コラム37本 昨日、ようやく夏休みの宿題を終える。町奉行や旗本、大火など江戸に関するコラムを37本書き上げた。もともと時間は1カ月以上あったのだが、締め切り間際にならないと手が付かずに、学生時代のように、最後の3日間で追い上げて何とか形にできたと思う。コ... 市井人情捕物江戸
伝奇 書院番同心と天保の改革 えとう乱星さんの『書院番殺法帖』を読み終えた。寝る前に少しずつ読んでいたこともあり、読了までに時間がかかった。書院番とは、江戸城白書院紅葉間に勤番していたことからその名がつけられ、大番組、新番組、小姓組、小十人組と並んで五番組と称される。書... 伝奇江戸痛快