芸道

利休遺偈(1)

日本の伝統的な芸術の一つ、茶道。戦国時代に武将や豪商の間で、茶の湯として隆盛を極め、織田信長や豊臣秀吉の時代を描いた時代小説では、題材として描かれることが多い。しかし、徳川家康が、茶道に関心が薄かったせいか、江戸時代を舞台にしたものでは、茶...
市井人情

蒼龍(1)

昨夜、たまたま付けたTVで、作家の山本一力さんが登場して、池波正太郎さんのダンディズムについて語っておられた。私も池波ファンのはしくれで、かつてそのエッセーに魅了された一人で、池波さんの教えが懐かしく思い出された。富岡八幡宮だろうか、神社を...
伝奇

御町見役うずら伝右衛門・町歩き(3)

『御町見役うずら伝右衛門・町あるき (講談社文庫)』を読了。感想は後日、「時代小説SHOW」ブックガイドにアップします。尾張藩主徳川宗春と八代将軍吉宗の対立を描く時代小説は多いが、このシリーズはどちらかが一方的に悪いという形になっていないの...
伝奇

御町見役うずら伝右衛門・町歩き(2)

『御町見役うずら伝右衛門・町あるき (講談社文庫)』を読んでいたら、同田貫という名の刀が登場した。主人公のうずら伝右衛門が、彼を一途に慕う尾張藩の別式女・百合とともに、敵地に討ち入る際に、使用する武器である。 … すらりと鞘を払った、身幅の...
伝奇

御町見役うずら伝右衛門・町歩き(1)

こんにちは、理流です。遅ればせながら、ブログデビューすることにしました。小学生の頃から、日記は三日坊主で続いた例がないので、どうなることやら心配ですが、とにかくトライしてみなければ始まらないので、スタートすることにしました。テーマはもちろん...