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痛快

居眠り磐音 江戸双紙 残花ノ庭(1)

半年ほど前に、システムエンジニアをしていて、とても忙しくしているのに、膨大な読書量の方に話を聞いたことがあった。秘密は、ハーレクイーンロマンスで冊数を稼いでいると言っておられた。古本屋でまとめて買ってきて、休日に5、6冊一気に読んでしまうそ...
江戸学

観光都市 江戸の誕生(1)

安藤優一郎さんの『観光都市 江戸の誕生 (新潮新書)』を読了。約100万人の人口を抱え、参勤交代などで絶えず住人が入れ替わった江戸を、一大観光都市としてとらえ、その観光事情をあきらかにした江戸入門書。都市・江戸=観光地というとらえ方は、地方...
幕末維新

骨董屋征次郎手控(1)

『骨董屋征次郎手控 (講談社文庫)』を入手した。京の骨董鑑定人と幕末小説の組み合わせの意外性が気になって、読書欲をくすぐった。主人公の征次郎は、幕末動乱の京で小さな骨董屋を営む。その裏で、世間に出せないいわくつきの品物を取引する闇の骨董鑑定...
古地図

江戸切絵図にひろがる鬼平犯科帳、雲霧仁左衛門(1)

7、8年前に江戸切絵図(江戸時代の江戸市中地図のこと)にハマったことがあった。時代小説を読んでいて、現在と違う町名や消えてしまった堀や橋が気になりだして、江戸切絵図を購入して、ピンと来ない場所にぶつかると切絵図を眺めるということをしていた。...
ユーモア

御書物同心日記 (虫姫) (2)

本好きの割りに、絶版や品切れの本以外は古本を利用することが少ない。今まで、ブックオフを使ったこともないというか、店に入ったことがない。もっとも近所になかったということもあるが…。 そんな具合で、古本屋というか古書店の商売のやり方について、い...