文学賞

時代小説ファンへのクリスマスプレゼント

すぐれた歴史・時代小説に与えられる第11回中山義秀文学賞(中山義秀顕彰会主催)を安部龍太郎さんが『天馬、翔ける(上・下)』(新潮社)で受賞した。受賞作は、今年のNHK大河ドラマでも話題になった源義経と兄頼朝を描いた歴史小説。この賞は、歴史小...
IT

昼休みにブログを

昨日から、会社の昼休みにこのブログを書けないかと試みている。その理由は2つ。一つは帰宅後だと、家の用事があったりすると、つい億劫になってしまい、書かないで寝てしまうことがある。ブログ以外のHPの更新も怠け気味で申し訳ない。もう一つは、担当し...
剣豪

背筋がピンと張った剣豪小説

海道龍一朗さんの『真剣 新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱』を入手。作品は未読だったが、海道さんは2年前の単行本刊行時から、とても気になっていた作家である。新人作家なので、どのような形で読者の目を引くのか、興味深々でページをめくった。目次には...
ユーモア

心理状況が現代的な捕物小説

畠中惠さんの『ぬしさまへ』を読了。捕物好きの病弱な若だんなを妖怪たちが助ける、ファンタジー時代小説として人気で、『ねこのばば』『おまけのこ』と、続編も次々と刊行されている。装画の柴田ゆうさんのかわいいイラストの効果もあり、キャラクター造形の...
ユーモア

妖怪と病弱若だんなの捕物帳

畠中惠さんの『ぬしさまへ』を入手する。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した『しゃばけ』に続く人気ファンタスティック捕物シリーズ第2弾。このシリーズの最大の魅力は、主人公の廻船問屋兼薬種問屋の長崎屋の若だんな一太郎を助ける妖(あやかし)...