捕物

道中ものと女難剣難

平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用旅 二 中仙道六十九次』を読み終えた。主人公の南町奉行所内与力の隼新八郎は、絵に描いたような美丈夫(好い男)のせいか、とにかくもてる。本編の「御用帳」シリーズでは、妻の郁江、お奉行付きの女中お鯉、湯島の踊りの...
時代小説

おせちのような時代小説集

寒いッ!! 本当に寒い日が続きますね。雪国生まれで寒さには強いはずなのですが、やっぱりこの寒さは想定外。福井県では高齢者を狙った悪質な雪かき業者が横行しているそうな。気をつけてください。新潮文庫から出たアンソロジー集『時代小説 読切御免 三...
市井人情

仕事始めと「はやぶさ新八」

今日は仕事始め。1週間ぶりに出勤する。電車はまだ空いている感じがする。そのせいか、車内で本がゆっくり読めた。今、読んでいるのが、平岩弓枝さんの『はやぶさ新八御用旅 二 中仙道六十九次』。この時期、平岩さんの本が読みたくなる。明るく華やいだ雰...
幕末維新

中村彰彦さんと新選組

中村彰彦さんというと、会津藩をテーマにした時代小説の第一人者というイメージが強い。『新選組秘帖』の巻末に収録された東京大学教授の山内昌之さんとの対談「新選組と日本精神」の中で、歴史作家としての処女作は「明治新選組」で、これを出発点にいろいろ...
お知らせ

目指せ! 時代小説100冊読破

あけましておめでとうございますみなさんにとって、良い一年でありますように、心より祈っています昨年スタートした、「ほぼ日刊時代小説SHOW」(ブログ)も何とか新しい年を迎えることができた。みなさんからのたくさんのアクセスが励みになって、ここま...