シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布
まとめ

読み終えた時代小説の処分をする

昨日、処分する本を片づけをした。 1)近くのスーパーへ段ボールをもらいに行く。 段ボールは清涼飲料水のペットボトルを入れていたものを中心にセレクトする。大きさといい、丈夫さといい、本を収納するのに適していた。 2)処分本と保存本の仕分けをす...
ミステリー

口中医桂助と鶉飼いブーム

和田はつ子さんの『花びら葵』を読む。『南天うさぎ』『手鞠花おゆう』に続く、江戸の歯医者・藤屋桂助が活躍する捕物帳「口中医桂助事件帖」シリーズの第三弾。 桂助の患者だった廻船問屋橘屋の娘お八重の死をきっかけに、橘屋は店を畳むことになる。背後に...
歴史読み物

一両=三十万円? 江戸の貨幣価値

磯田道史さんの『武士の家計簿』を読んだ。加賀藩の御算用者の一家が残した古文書をもとに、その家族が経験した歴史を浮かび上がらせるスリリングなノンフィクションであった。それはまた、「ある家族の生活の歴史」であるばかりか、幕末から明治の武家および...
伝奇

時代伝奇もので活躍される三田主水さん

先日HPをなかなか更新できないと泣きを入れたら、伝奇時代小説をテーマにしたサイト「妖々日本史」(注:公開を終了し、現在は「時代伝奇夢中道 主水血笑録」)を運営されている三田主水(みたもんど)さんから、コメントをいただいた。ありがたかった。 ...
平安

「小説新潮」と山本周五郎賞

「小説新潮」7月号で、山本周五郎賞記念特集をやっていた。第十九回山本周五郎賞は宇月原晴明さんの『安徳天皇漂海記』である。文芸評論家の縄田一男さんによる受賞者インタビューも掲載されている。宇月原さんの作品は、気になりながらも未読。これを機会に...