作家

忘れられない時代小説作家

白石一郎さんの『東海道をゆく』は、福岡藩の名物老人十時半睡とともに江戸時代の東海道を旅できて楽しかった。とはいえ、読み進めて紙数が少なくなるにつれて、淋しく何とも言えない喪失感にとらわれた。そして、十時半睡の東海道の旅は、ほぼ中間の新居の関...
作家

白石一郎さんと十時半睡

白石一郎さんの『東海道をゆく』を読んでいる。「十時半睡事件帖(とときはんすいじけんちょう)」シリーズの第7作目で、著者の死去により未完に終わっている。このシリーズは、1994年秋に島田正吾さん主演でNHKテレビ金曜時代劇として放映されている...
剣豪

室町の名刀・関の孫六兼元

佐伯泰英さんの「酔いどれ小籐次留書」シリーズの第5弾『孫六兼元(まごろくかねもと)』を読み終えた。旧主久留島通嘉の恥辱を晴らすために、四藩を相手に「御鑓拝借」をなして、江都の話題をさらった元豊後森藩士の赤目小籐次の活躍を描く人気シリーズ。今...
お知らせ

1月の検索語ベスト20、発表!

昨日、コンタクトレンズを壊し、とりあえず、2週間のタイプの使い捨てコンタクトを使用してしのぐことにした。その間、ちゃんと検眼して作り直そうと思っている。使い捨てコンタクトは乱視が入らないものだが、今まで使っていたものと比べてあまり違和感を感...
ミステリー

近眼の人物が登場する時代小説

仕事中に眼にゴロゴロとした違和感を覚えてまぶたをこすっているうちに、ソフトコンタクトレンズを壊してしまった。使い捨てではなく、スペアもなかったために、片方の目が裸眼という状態で午後の仕事をした。ミーティングやらプレゼンやらで、頭がくらくらし...