幕末維新 幸田真音さんと近江商人 昨日4月9日の17時30分ごろから19時30分ごろにかけて、「時代小説SHOW」< >のサイトが、サーバーが不安定になる不具合が発生しました。その間、アクセスされた方には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。さて、幸田真音さんの『あ... 幕末維新経済
ミステリー 鈴木英治さんと剣豪小説 文庫書き下ろし剣豪小説で、活躍が著しい作家に、鈴木英治さんがいる。1999年に第1回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』(単行本刊行時に『義元謀殺』に改題)で受賞し、ハルキ文庫で『飢狼の剣』、『闇の剣』(「勘兵衛」シリーズ)、『水斬の剣』... 2020.01.31 ミステリー作家剣豪江戸
市井人情 犬好き大満足の時代小説 阿部牧郎さんの『艶女犬草紙』を読み終えた。文政年間の大坂。武士を捨て貸本屋を営む町之介は、犬が縁で下宿(したやど。奉行所に出頭する人の控え所を貸す業者)の若女将リサと知り合う。町之介は、「アラぬきの多助」という犬好きの青年とともに、「犬の口... 市井人情江戸
市井人情 本所は旗本子弟の社会勉強の場 宇江佐真理さんの『あやめ横丁の人々』を読み終えた。ささやかだけで居心地のいい大切な場所を失ったような喪失感というか、素敵な夢から覚めてしまい、いつもと変わらない現実に直面したときのような思いがする。婿入り祝言の場で新婦を相愛の仲の奉公人に奪... 2020.05.03 市井人情武家江戸
お悔やみ 時代小説家村上元三さん死去 戦後の時代小説をリードした村上元三(むらかみ・げんぞう)さんが6月3日、心不全のため死去された。96歳だった。謹んでご冥福をお祈りします。作家の長谷川伸さんに師事し、「上総風土記」その他で第12回(昭和15年下半期)直木賞受賞した。『佐々木... お悔やみ作家時代小説