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伝奇

白魚漁と佃島漁師

荒崎一海さんの『闇を斬る 四神跳梁』を読んでいたら、白魚漁(しらうおりょう)を描写したシーンが出てきた。  薙刀の稽古を終えた雪江に、真九郎は、このまま風が吹かぬようなら、あとで白魚漁を見にいこうと誘った。  雪江が、瞳をかがやかせてほほえ...
伝奇

「闇を斬る」シリーズ第3弾にワクワク

直心影流の遣い手、鷹森真九郎が活躍する「闇を斬る」シリーズの第3弾『四神跳梁(ししんちょうりょう)』を入手。新進の時代小説作家、荒崎一海(あらさきかずみ)さんによる、このシリーズの魅力は読み味の良さ。初期の佐伯泰英さんの時代小説に通じるもの...
お知らせ

時代小説の専門店、神田小川町に

本日、神田小川町に「歴史時代書房 時代屋」がオープンした。本、コミック、DVD、ゲームなど、すべて歴史・時代ものという日本初の専門店だそうだ。産経新聞の記事によると、時代小説・歴史関連本など3万冊の在庫があるということで、探していた本が見つ...
市井人情

深川のシンボル、小名木川は女泣川

小名木川(おなぎがわ)は、隅田川と荒川の支流・旧中川を結ぶ河川である。全長約4900メートル、川幅は約26~50メートルで、江東区の真ん中を東西に一直線に貫いている。 人工の運河で、天正十八年(1590)に、江戸に入府した徳川家康が、行徳の...
剣豪

時代小説と中一弥さんの挿絵

「小説新潮」とか「小説現代」のような文芸誌(というか小説雑誌)を読む機会は多くないが、時代小説を特集していたりして、たまに目を通すと楽しいのが挿絵だ。とくに、蓬田やすひろさんや柴田ゆうさん、百鬼丸さんとかお気に入りの画家の絵が載っていると、...