古地図桜花の候、江戸本所深川散策の巻 桜が満開の中、久々に本所深川散策に出る。『ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則』の著者で菊川にオフィスを構える福永雅文さんと、『江戸切絵図にひろがる鬼平犯科帳、雲霧仁左衛門』『江戸時代小説はやわかり』の編集者のFさんとご一緒に、三人で鬼平お...古地図市井人情江戸
市井人情紀州犬と狆と唐犬 阿部牧郎さんの『艶女犬草紙』はタイトルや表紙の画でわかるように、犬を飼う若い女がヒロイン役で登場する。町之介は、紀州犬のキヨヒメとその子どもたち四匹を飼う下宿(したやど)森田屋の女将リサに一目ぼれする。そして、リサに気に入られようという下心... 2020.05.04市井人情江戸
市井人情江戸時代の大坂を描く小説 阿部牧郎さんの『艶女犬草紙(あでおんないぬぞうし)』を読み始めた。『後家長屋』『出合茶屋』に続く、「町之介慕情」シリーズの第3弾である。文政年間の大坂を舞台に、武士を捨て貸本屋泰平堂を営む町之介を主人公にした市井小説である。前2作が連作形式... 2021.12.29市井人情江戸
剣豪心の病と法師の湯 佐伯泰英さんの『居眠り磐音 江戸双紙 紅椿ノ谷』を読む。この巻でシリーズのクライマックスを迎えるのではないだろうかという期待があった。物語の前半では、両替商今津屋吉右衛門とお佐紀の祝言が和やかな中にも厳かに描かれていた。 祝言を終え、お佐紀... 2023.01.22剣豪市井人情江戸
お知らせ2月の検索語ランキング 「ほぼ日刊時代小説」の2月の検索語ランキングを調べてみた。結果は以下の通り。 2月の順位(1月の順位) 検索語 検索数 1位 (2位) 時代小説 131 2位 (1位) この文庫がすごい 75 3位 (―) 時代屋 75 4位 (―) 本 ...お知らせ時代小説