伝奇 百人以上の刺客を斬りまくる、鷹森真九郎 荒崎一海さんの『闇を斬る 霖雨蕭蕭』を読んだ。直心影流の剣客・鷹森真九郎が活躍するシリーズ第五弾。このシリーズの魅力の一つは、真九郎の見せるチャンバラシーン。毎巻、20人以上の刺客を倒していき、5巻めで既に100人斬りを果している。一冊の中... 伝奇剣豪江戸
お知らせ 東京新聞に『殿様の通信簿』の書評掲載 7月16日の東京新聞朝刊に、『殿様の通信簿』の書評が掲載された。理流というウェブと同じペンネームを使わせていただいたが、編集の都合上、時代小説評論家として紹介していただいた。自分の書いたものが新聞の活字になるのはやっぱりうれしい。『殿様の通... 2023.04.20 お知らせ東京新聞歴史読み物江戸
捕物 拍子郎とおあさの若い二人の恋が気になる 松井今朝子さんの『二枚目 並木拍子郎種取帳』を読み終えた。人情味あふれる解決ぶりで読み味がいい捕物小説。二枚目―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2006/06/01メディア: ... 捕物江戸青春
伝奇 入手したらすぐに読みたくなる剣豪小説 荒崎一海さんの「闇を斬る」シリーズ第五弾、『霖雨蕭蕭(りんうしょうしょう)』を入手した。今治藩を出奔した鷹森真九郎が、江戸の町を震撼させる謎の軍団“闇”と闘う、剣豪小説である。ストーリー展開の面白さと、チャンバラシーンの迫力、主人公の痛快な... 伝奇剣豪江戸
市井人情 狂言作者、並木五瓶ってどんな人? 松井今朝子さんの『二枚目』の主人公並木拍子郎は、狂言作家並木五瓶の弟子という設定。芝居の種に使えそうな話を町で拾ってくるのが仕事。五瓶は、拍子郎の仕入れてきた話から想像をたくまくしく勝手な当て推量をするのを楽しみにしていた。しかし、物事を理... 市井人情捕物江戸