伝奇

入手したらすぐに読みたくなる剣豪小説

荒崎一海さんの「闇を斬る」シリーズ第五弾、『霖雨蕭蕭(りんうしょうしょう)』を入手した。今治藩を出奔した鷹森真九郎が、江戸の町を震撼させる謎の軍団“闇”と闘う、剣豪小説である。ストーリー展開の面白さと、チャンバラシーンの迫力、主人公の痛快な...
市井人情

狂言作者、並木五瓶ってどんな人?

松井今朝子さんの『二枚目』の主人公並木拍子郎は、狂言作家並木五瓶の弟子という設定。芝居の種に使えそうな話を町で拾ってくるのが仕事。五瓶は、拍子郎の仕入れてきた話から想像をたくまくしく勝手な当て推量をするのを楽しみにしていた。しかし、物事を理...
市井人情

二枚目ってほめ言葉じゃないんだ

松井今朝子さんの『二枚目』を読み始めた。『一の富』に続く、人気狂言作者並木五瓶(なみきごへい)と弟子の拍子郎が活躍する捕物帳「並木拍子郎種取帳」シリーズの第二弾だ。一の富―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー...
剣豪

磐音の剣友、本多鐘四郎の恋

佐伯泰英さんの『捨雛ノ川』を読了。「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズの第十八弾であるの今巻でスポットが当たるのは、坂崎磐音が通う佐々木玲圓道場の師範代の本多鐘四郎である。捨雛ノ川 ─ 居眠り磐音江戸双紙 18 (双葉文庫)作者: 佐伯泰英出版...
お知らせ

「ほぼ日刊時代小説」6月の検索語ベスト20

6月の「ほぼ日刊時代小説」6月の検索語ベスト20を紹介する。今月の順位(先月の順位)検索語 検索数 1位( 1位)時代小説 190 2位( 5位)佐伯泰英 82 3位( 3位)小説 52 4位(10位)居眠り磐音 49 5位( 5位)しゃば...