医療ほおずきの根は子堕ろしの薬 諸田玲子さんの『恋ほおずき』を読み終えた。一つ誤解をしていた。主人公の江与は中條流の女医者だが、この場合の女医者は女医の意味ではなく、女のための医者(つまり婦人科医)のことだった。 江与は、子堕ろしを取り締まる同心津田清之助に対して、 「御... 2021.12.21医療女性江戸
時代小説さらば、477冊の時代小説本たち 1カ月半にわたって行った読み終えた本の整理がひとまず片付いた。なんと477冊の時代小説を処分することになった。単行本161冊、文庫314冊、新書2冊。段ボールで10箱分になった。この中には、現在絶版になっている本や品切れで入手困難なものも含...時代小説読書・本
医療恋に効く、女医者が活躍する時代小説 引き続き、諸田玲子さんの『恋ほおずき』を読んでいる。主人公の江与は、女性ならではの痛みや苦しみを癒してくれる若き女医者。自身も切ない過去(物語の中で次第に明らかになっていく)を抱えた末に選んだ道。使命感をもちながらも、子堕ろし(生まれくるは...医療女性江戸
江戸そろそろ、江戸文化歴史検定の対策をしようか 久しぶりに銀座に出た。東京に住んでいても、最近では一年に一度出ればいいほうか。大安の土曜日のせか、サマージャンボ宝くじを売っている西銀座デパートの前の宝くじ売り場に長い行列ができていた。銀座に出てもやはり、本屋をのぞいてしまい、江戸に関する...江戸江戸検
医療江戸の産婦人科・中條流の女医者 諸田玲子さんの『恋ほおずき』を読み始めた。主人公の江与(えよ)は、浅草田原町で「中條流婦人療治」と染め抜いた長のれんを出す女医者。 恋ほおずき (中公文庫) 作者: 諸田玲子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2006/07/25...医療女性江戸