ユーモア

放屁芸を売りにする旗本

宮本昌孝さんの『旗本花咲男』は、何ともゴキゲンな時代小説である。『旗本退屈男』のパロディー作品で、主人公は茶乙女留主水之介である。得意技は諸屁流放屁術。ピンチになると、ポパイのほうれん草のように、茶乙女家秘伝のキンピラゴボウを食べて自由自在...
お悔やみ

『桜田門外ノ変』の吉村昭さん死去

『桜田門外ノ変』『天狗争乱』『長英逃亡』などの歴史小説で知られる作家の吉村昭さんが、7月31日、すい臓がんのために死去された。享年79歳だった。謹んでご冥福をお祈りいたします。桜田門外ノ変〈上〉 (新潮文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー:...
IT

WindowsサーバーからLinuxサーバーに乗り換え

「時代小説SHOW」()を懸案のLinuxサーバーに乗り換えた。今までWindowsサーバーを使っていて、CGIが限定されたり、MovableTypeなどが利用できなかったりと、少し不便を感じていたが、これを機に、サイトの整備をしていきたい...
ユーモア

ご存知!「旗本退屈男」のパロディー

宮本昌孝さんの『旗本花咲男』を読み始めた。旗本花咲男〈上〉 (ベスト時代文庫)作者: 宮本昌孝出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2006/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る慶長二十年、大坂夏の陣において、真...
医療

ほおずきの根は子堕ろしの薬

諸田玲子さんの『恋ほおずき』を読み終えた。一つ誤解をしていた。主人公の江与は中條流の女医者だが、この場合の女医者は女医の意味ではなく、女のための医者(つまり婦人科医)のことだった。江与は、子堕ろしを取り締まる同心津田清之助に対して、「御法度...