市井人情 時代小説で冬の京都に思いをはせる 澤田ふじ子さんの『篠山早春譜』を読み始めた。居酒屋「尾張屋」の主・宗因の活躍と、京の市井の人々の哀歓を情感豊かに描く「高瀬川女船歌」シリーズの第四弾である。 篠山早春譜―高瀬川女船歌〈4〉 (幻冬舎文庫) 作者: 澤田ふじ子 出版社/メーカ... 市井人情江戸
江戸学 江戸文化歴史検定対策をしよう 気がついたら、11月3日の第1回江戸文化歴史検定実施まで2週間に迫った。そろそろ検定対策をしなきゃということで、公式テキストの『大江戸見聞録』を入手した。受験予定の2級は、このテキストから50%出題されるそうだ。 大江戸見聞録 (江戸文化歴... 江戸学江戸検
武家 「火花の大八」参る 高橋義夫さんの『花輪大八湯守り日記 湯けむり浄土』を、通勤電車の中で読んでいる。私闘を咎められて勘当同然に、新庄領外れの山深い湯治場・肘折の湯守り役を命じられた主人公、花輪大八。湯守りとは温泉を管理する村役である。 新庄藩の在郷の代官を務め... 2020.01.14 武家江戸痛快
剣豪 恐るべし佐伯泰英。9月の検索語ベスト20 「ほぼ日刊時代小説」における、2006年9月(9/1~9/30)の検索語ベスト20を発表する。 今月順位(前月順位) 検索語 検索数 1位( 7位) 佐伯泰英 217 2位( 1位) 時代小説 212 3位( 4位) 小説 78 4位( ―... 剣豪江戸痛快
武家 湯治場を舞台にした時代小説 高橋義夫さんの『花輪大八湯守り日記 湯けむり浄土』を読み始めた。新庄領外れの山深い湯治場・肘折(ひじおり)。具足術の名手で、二十歳の部屋住み・花輪大八は、私闘を咎められて、勘当同然にそこの湯守り役となった。湯守り役とは温泉を管理する村役で、... 2020.02.11 武家江戸痛快