捕物「鍵屋お仙」シリーズ第二弾はいつ? 『十六夜華泥棒 鍵屋お仙見立絵解き』の作者の山内美樹子さんからメールをいただいた。8月に第二弾の原稿を書き終えて、編集部に入稿され、刊行は来年になりそうとのこと。「鍵屋お仙」は、鈴木春信の美人画に描かれて人気者となった、笠森稲荷の茶汲娘・お...捕物江戸
剣豪貧乏剣術道場の師範代 乾荘次郎さんの『妻敵討ち 鴉道場日月抄』を読み始めた。乾さんには、鳥居耀蔵の晩年を描いた短篇を収録した『孤愁の鬼』という作品集がある。注目している時代小説作家の一人だ。 妻敵討ち (講談社文庫) 作者: 乾荘次郎 出版社/メーカー: 講談社... 2020.01.13剣豪市井人情江戸
市井人情江戸の庶民のバイタリティー 出久根達郎さんの『安政大変』を読み終えた。大災害を描いているので、ちょっと哀しい物語や悲劇性のある話が多い。そんな中で、最後に収録された「玉手箱」はファンタスティックな作品で、読了後の余韻が快い。 安政大変 (文春文庫) 作者: 出久根達郎...市井人情江戸
その他地震と引用の必需品「ブックストッパー」 夕方、東京で震度3の地震が起きた。会社にいたが、割合大きく揺れた。ちょうど、明日は防災の日で、1923年には関東大震災が起こった日でもある。出久根達郎さんの『安政大変』を読んでいたこともあり、地震の怖さが頭にあったときだった。 安政大変 (...その他読書・本
市井人情安政大地震を描いた時代小説 家のエアコンが故障してしまい、妻の実家へ避暑中で2日ばかりブログの更新を怠ってしまう。(交換部品を取り寄せる必要があるようで、エアコンはまだ直っていない) 出久根達郎さんの『安政大変』を読み始めた。安政二年十月二日に江戸を襲った大地震に翻弄...市井人情江戸