武家湯治場を舞台にした時代小説 高橋義夫さんの『花輪大八湯守り日記 湯けむり浄土』を読み始めた。新庄領外れの山深い湯治場・肘折(ひじおり)。具足術の名手で、二十歳の部屋住み・花輪大八は、私闘を咎められて、勘当同然にそこの湯守り役となった。湯守り役とは温泉を管理する村役で、... 2020.02.11武家江戸痛快
ミステリー江戸期の歯科事情がわかる時代小説 和田はつ子さんの『葉桜慕情』を読む。〈いしゃ・は・くち〉を営む口中医藤屋桂助を主人公とする捕物シリーズの第四弾である。 口中医桂助事件帖 葉桜慕情〔小学館文庫〕 作者: 和田はつ子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2006/10/06...ミステリー医療江戸
ミステリー歯はきれいにしなきゃ 和田はつ子さんの『葉桜慕情』を読み始めた。〈いしゃ・は・くち〉を開業している藤屋桂助が見事な推理を披露して難事件を解決する「口中医桂助事件帖」シリーズの第4弾である。 口中医桂助事件帖 葉桜慕情〔小学館文庫〕 作者: 和田はつ子 出版社/メ...ミステリー医療江戸
市井人情脇役が語る『脇役』の魅力 北原亞以子さんの『脇役 慶次郎覚書』を読み終えた。「慶次郎縁側日記」シリーズの脇役たちが、一話完結で入れ替わりで主役を張るという趣向が楽しい。辰吉、吉次、佐七、皐月といった重要な脇役陣の別の顔やバックグラウンドが描かれていて身近に感じられて... 2020.05.08市井人情捕物江戸
伝奇『安政五年の大脱走』の五十嵐貴久さんのコメント 『安政五年の大脱走』の著者の五十嵐貴久さんご本人から、ブログにコメントをいただいた。 安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫) 作者: 五十嵐貴久 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2005/04/01 メディア: 文庫 クリック: 13回 こ... 2020.01.13伝奇幕末維新武家