2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
人物

【新着本】阿部圭いち『海翔けた龍の記憶』天保の大飢饉を描く

海翔けた龍の記憶 ―叶わぬ願い 想いの先に―|阿部圭いち|文芸社阿部圭いち(あべ・けいいち)さんの『海翔けた龍の記憶 ―叶わぬ願い 想いの先に―』(文芸社)が、本棚に新たに加わりました。本書は、江戸時代天保年間の大飢饉で困窮する三陸沿岸漁村...
人物

【新着本】白蔵盈太『一遍踊って死んでみな』ロックスター一遍

一遍踊って死んでみな|白蔵盈太|文芸社文庫白蔵盈太(しろくら・えいた)さんの『一遍踊って死んでみな』(文芸社文庫)が、本棚に新たに加わりました。著者の白蔵さんは、2020年に「松の廊下でつかまえて」(文庫化の際に『あの日、松の廊下で』に改題...
お知らせ

2024年の時代小説ベスト10【単行本】を発表しました!

早いもので、もう1月5日。今年も楽しい時間があっという間に過ぎていきますね。明日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか。新年恒例のコンテンツとして、「時代小説SHOW」の時代小説ベスト10【単行本部門】を発表しました!発表の前に文庫...
単行本

平安時代の富士山噴火で、大災害に遭った人々の苦悩と奮闘を描く

『赫夜』|澤田瞳子|光文社澤田瞳子(さわだ・とうこ)さんの歴史小説、『赫夜』(光文社)をご紹介します。2024年、元日の能登半島地震は、正月の浮かれた気分を一掃する出来事でした。あれから1年が経ち、被災地の復興の遅れが気になる中、私たちには...
人物

農民を震撼させた――藤堂藩の若き侍が挑んだ改革とその蹉跌

『茨鬼 悪名奉行茨木理兵衛』|吉森大祐|中央公論新社吉森大祐(よしもり・だいすけ)さんの書き下ろし歴史小説、『茨鬼(いばらき) 悪名奉行茨木理兵衛』(中央公論新社)をご紹介します。著者の吉森さんは、2017年に『幕末ダウンタウン』で第12回...