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ミステリー

秀頼脱出劇を描く会心作

今年のGWも終わってしまった。すっかり怠け癖がついてしまい、ブログを6日間も休んでしまった。申し訳ない気持ちが半分とスッキリとした気分が半分といったところか。 GW期間中に、岡田秀文さんの『秀頼、西へ』を読んだ。単行本は、『落ちた花は西へ奔...
市井人情

林家正蔵さんが解説を書いた時代小説

和田はつ子さんの『やさぐれ三匹事件帖』を読んだ。和田さんの時代小説といえば、『口中医桂助事件帖』シリーズや『藩医 宮坂涼庵』など、医師を主人公とするもので、捕物小説の中に、江戸の歯科や医療が描かれていて面白く読める。 やさぐれ三匹事件帖 (...
市井人情

骨董を題材に文明開化の京を描く

火坂雅志さんの『骨董屋征次郎京暦』を読んだ。火坂さんは、2009年のNHK大河ドラマの原作者として注目されていて、戦国時代のヒーローを主人公にした傑作歴史時代小説を多く書かれている。歴史上の人物に現代的な視点からスポットを当ててドラマティッ...
ドラマ

NHK大河ドラマの原作に火坂雅志作品が

Webのニュースによると、2009年のNHK大河ドラマは、直江兼続を主人公にした「天地人」に決まったそうだ。原作は火坂雅志さんの同名小説『天地人』である。大河ドラマというと、司馬遼太郎さんや吉川英治さん、山岡荘八さんら歴史小説の巨匠のものが...
江戸

博多を舞台に、居眠り磐音が活躍する

「ほぼ日刊」とタイトルに付けながら、1週間以上も怠けてしまった。つくづく、ブログは勢いと習慣の賜物だなあと思ってしまう。 さて、ブログを書かなかった間に、佐伯泰英さんの『荒海ノ津』を読んだ。 荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文...