市井人情 林家正蔵さんが解説を書いた時代小説 和田はつ子さんの『やさぐれ三匹事件帖』を読んだ。和田さんの時代小説といえば、『口中医桂助事件帖』シリーズや『藩医 宮坂涼庵』など、医師を主人公とするもので、捕物小説の中に、江戸の歯科や医療が描かれていて面白く読める。やさぐれ三匹事件帖 (ベ... 市井人情捕物江戸
市井人情 骨董を題材に文明開化の京を描く 火坂雅志さんの『骨董屋征次郎京暦』を読んだ。火坂さんは、2009年のNHK大河ドラマの原作者として注目されていて、戦国時代のヒーローを主人公にした傑作歴史時代小説を多く書かれている。歴史上の人物に現代的な視点からスポットを当ててドラマティッ... 市井人情幕末維新明治
ドラマ NHK大河ドラマの原作に火坂雅志作品が Webのニュースによると、2009年のNHK大河ドラマは、直江兼続を主人公にした「天地人」に決まったそうだ。原作は火坂雅志さんの同名小説『天地人』である。大河ドラマというと、司馬遼太郎さんや吉川英治さん、山岡荘八さんら歴史小説の巨匠のものが... 2019.09.27 ドラマ戦国
江戸 博多を舞台に、居眠り磐音が活躍する 「ほぼ日刊」とタイトルに付けながら、1週間以上も怠けてしまった。つくづく、ブログは勢いと習慣の賜物だなあと思ってしまう。さて、ブログを書かなかった間に、佐伯泰英さんの『荒海ノ津』を読んだ。荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文庫)... 2020.01.13 江戸痛快
妖・ホラー 根岸肥前守の痛快お裁き帖第三弾 風野真知雄さんの『耳袋秘帖 浅草妖刀殺人事件』を読んだ。奇談集『耳袋(耳嚢)』を書き残した赤鬼奉行こと、根岸肥前守鎮衛が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖の第三弾である。浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (だいわ文庫)作者: 風... 妖・ホラー捕物江戸