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剣豪

捨て子と養生所の話

乾荘次郎さんの『夜襲 鴉道場日月抄』を読んでいる。傳通院近くの「鴉道場」こと柳花館の師範代高森弦十郎の周りで起こった事件を描くシリーズの第二弾である。 夜襲 (講談社文庫) 作者: 乾荘次郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/...
市井人情

正しく生きることを思い出させる時代小説

澤田ふじ子さんの時代小説のファンである。「時代小説SHOW」で取り上げることも多かったと思う。 澤田さんの作品の魅力は、京を舞台にしたものが多く、京の町に生きる人々の哀歓がドラマティックに描かれること。京都に在住する作家らしく、京の風物や文...
江戸学

江戸の町、江戸の暮らしを案内

『大江戸見聞録』を一通り読んでみた。江戸の町のシンボル、日本橋、大名屋敷が多い山の手、芝居見物なら歌舞伎の中村座、風流な舟遊びをするなら隅田川、江戸最古の歴史をもつ浅草寺、庶民が暮らす深川の長屋、東海道第一の宿場・品川と、江戸を代表する七つ...
江戸検

江戸文化歴史検定の受検票届く

本日、「第1回江戸文化歴史検定」の受検票が届いた。 ハガキには、受検上の注意事項や試験に持参するものなどが記載されていた。 試験にお持ちいただくもの ○受検票(このハガキ) ○筆記用具(BまたはHBの鉛筆、消しゴム) ○文鎮、天眼鏡(必要な...
市井人情

時代小説で冬の京都に思いをはせる

澤田ふじ子さんの『篠山早春譜』を読み始めた。居酒屋「尾張屋」の主・宗因の活躍と、京の市井の人々の哀歓を情感豊かに描く「高瀬川女船歌」シリーズの第四弾である。 篠山早春譜―高瀬川女船歌〈4〉 (幻冬舎文庫) 作者: 澤田ふじ子 出版社/メーカ...