市井人情 新人時代小説、伊達虔さんに注目 伊達虔(だてけん)さんの『鳥刺同心 晩秋の稲妻』を読む。蓬田やすひろさんの表紙の装画に惹かれて手に取る。鳥刺同心―晩秋の稲妻 (学研M文庫)作者: 伊達虔出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2007/09/11メディア: 文庫この商品を... 市井人情捕物江戸
市井人情 深川の美しい光景を切り取った『辰巳八景』 山本一力さんの『辰巳八景』を読む。琵琶湖の南部の美しい光景を詠んだ「近江八景」をベースにしているのかと思っていたら、縄田一男さんの解説によると、長唄の『巽(辰巳)八景』に拠っているそうだ。なお、「近江八景」は明応9年(1500)8月13日に... 2020.05.18 市井人情江戸
歴史読み物 江戸文化歴史検定受検に役立ちそう 江戸研究家の安藤優一郎さんから、監修と執筆を担当された『カラー版徹底図解 江戸時代』をいただいた。歌川広重の浮世絵「江戸名所百景」や斎藤月岑・長谷川雪旦の「江戸名所図会」、尾張屋板の古地図を使って、江戸の町並や人々の暮らし、名所案内や四季の... 歴史読み物江戸
市井人情 お鳥見女房の珠世さんに癒される 諸田玲子さんの『鷹姫さま お鳥見女房』を読む。お鳥見役の女房で四人の子どもたちの母親でもある、珠世をヒロインとした、連作時代小説の第3弾。鳥見役の裏の任務である隠密の役目を果たして帰還した夫の伴之助は、心に傷を負い、以前の夫とは変わっていた... 市井人情武家江戸
市井人情 江戸城築城と太田道灌 佐伯泰英さんの『竜笛嫋々』を読んだ。「酔いどれ小籐次留書」シリーズの第八弾である。酔いどれの中年(五十過ぎで江戸時代は老年に近い)の赤目小籐次が活躍する人気時代小説。来島水軍流の剣の達人で、風貌からは想像できない颯爽とした活躍ぶり、市井の人... 市井人情武家江戸痛快