市井人情

江戸城築城と太田道灌

佐伯泰英さんの『竜笛嫋々』を読んだ。「酔いどれ小籐次留書」シリーズの第八弾である。酔いどれの中年(五十過ぎで江戸時代は老年に近い)の赤目小籐次が活躍する人気時代小説。来島水軍流の剣の達人で、風貌からは想像できない颯爽とした活躍ぶり、市井の人...
江戸

「風林火山」ばかりでない甲州

この土日に、山梨県北杜市の高根というところに行ってきた。妻の小学校時代の恩師夫婦が、定年後に八ヶ岳の近くに住まいを構え、田舎生活をしているということで、泊りがけで遊びに伺った。私自身は先生と面識がなく、まったくのおまけの存在だったが、教え子...
女性

玄冶店って路地の名なんだ

宇江佐真理さんの『玄冶店の女(げんやだなのおんな)』を読んだ。玄冶店の女 (幻冬舎文庫)作者: 宇江佐真理出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/08/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る玄冶...
その他

江戸研究家の安藤優一郎さんのサイト

最近、いろいろな話をお聞きすることが多い、歴史家の安藤優一郎さんがオフィシャルサイト「江戸研究家 安藤優一郎 オフィシャルサイト」を作られた。まだ、作られたばかりで著書や講座の紹介ページへのリンクが中心だが、あわせてオフィシャルブログもスタ...
市井人情

品川宿の立場茶屋を舞台にした時代小説

今井絵美子さんの『さくら舞う 立場茶屋おりき』を読む。実は、この本は今年1月に一度読んでいる。情けないことに、巻末の20ページを残した状態で、読んでいた本を紛失してしまい読了できなかったのだ。途中まで読んで傑作と確信したことと、シリーズ第2...