歴史読み物安藤優一郎さんにお会いして 昨晩、『徳川将軍家の演出力』の著者の安藤優一郎さんとお会いして、お話を聞く機会に恵まれた。江戸時代を専門とする気鋭の歴史家である。『観光都市 江戸の誕生』では、江戸の寺院の宣伝・プロモーション手法を明らかにし、『徳川将軍家の演出力』では、徳...歴史読み物江戸学
古地図Yahoo!の江戸、明治の古地図めぐり Yahoo!の江戸、明治の古地図めぐりの特集がスタートした。(2007年3月15日までの期間限定) 『鬼平犯科帳』や『剣客商売』の舞台になった江戸の町をたどったり、時代小説でも描かれることが多い歴史上の大事件の起こったスポットを紹介したり、...古地図江戸
伝奇時代小説の新星、仁木英之さん 仁木英之さんの『十六夜長屋日月抄 飯綱颪』を読んだ。仁木さんは、2006年に「碭山の梨」で第十二回歴史群像大賞最優秀賞、「僕僕先生」で第十八回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した、時代小説界、期待の新星である。(うかつなことに、文庫の『飯綱...伝奇江戸
剣豪一伝流vs.一放流 上田秀人さんの『相剋の渦』を読んだ。勘定吟味役・水城聡四郎が活躍する「勘定吟味役異聞」シリーズの第4弾である。前作『秋霜の撃』で新井白石から忌避されるようになった聡四郎。後ろ盾を失った聡四郎がいかなる活躍ぶりを見せるかが本編の最大の関心事の... 2019.10.19剣豪武家江戸
市井人情関前だから「鯖雲」? 佐伯泰英さんの『鯖雲ノ城』を読んだ。『野分ノ灘』と同時刊行された「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズの第21弾だ。われらが坂崎磐音はおこんさんと一緒に、故郷の豊後関前に到着。明和九年(1772)に起こった悲劇以来五年、藩を離れてから二度目の帰郷...市井人情江戸痛快