捕物

名力士雷電が登場する時代小説

風野真知雄さんの『両国大相撲殺人事件』を読んだ。江戸時代の奇談をまとめた『耳袋』の著者として知られる江戸南町奉行・根岸肥前守鎮衛が活躍する人気シリーズの第6弾である。今回はタイトルどおりに、有望な若手力士の伊佐二が殺されるところから物語は始...
江戸

江戸文化歴史検定~あと2点ほしかったなあ

今日、11月に受検した「江戸文化歴史検定」1級の採点結果が届いた。得点は78点(100点満点)だった。「1級合格まで、あと2点です。」と、スコアシートに大きく書かれた文字が恨めしいところ。試験直後の自己採点で不合格を確信していたので、あまり...
ブックガイド

BRUTUSの読書特集で江戸時代小説10冊

『BRUTUS』2008年1/1・15合併号(2007年12月15日発売)の読書特集で、江戸が追体験できる時代小説10冊を紹介しました。BRUTUS (ブルータス) 2008年 1/15号 出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 200...
武家

吉良上野介夫人の富子から見た忠臣蔵

1日遅れのエントリになってしまったが、12月14日といえば、赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日。もっとも江戸時代は旧暦だから、今のカレンダーでいえば1月下旬になるわけだが…。ともかく、赤穂浪士の討ち入りを題材にとった時代小説が読みたくなる。今年は...
歴史読み物

享保の改革を推進するキャリア官僚大岡越前

安藤優一郎さんから最新刊の『江戸のエリート経済官僚 大岡越前の構造改革』(NHK生活人新書)を読んだ。安藤さんは、『観光都市江戸の誕生』や『江戸城・大奥の秘密』などの著作で知られる歴史家で江戸時代研究のスペシャリストである。今回は、江戸南町...