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ユーモア

笑いで世直し、落語に題材をとった時代小説

南伸坊さんの装画にひかれて、六道慧(りくどうけい)さんの『明烏(あけがらす)』を読んだ。 いろは双六屋 明烏 (徳間文庫) 作者: 六道慧 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2006/08 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品...
剣豪

武芸十八般のヒーロー、柘植新三郎

曽田博久さんの『万両剣』を読んだ。二十歳にして武芸十八般の目録を得た貧乏御家人の三男坊、柘植新三郎が活躍する「新三郎武狂帖」シリーズの第二弾である。前作の『千両帯』がバツグンに面白くて、今回も期待して読んだ。 万両剣―新三郎武狂帖 (時代小...
歴史読み物

安藤優一郎さんにお会いして

昨晩、『徳川将軍家の演出力』の著者の安藤優一郎さんとお会いして、お話を聞く機会に恵まれた。江戸時代を専門とする気鋭の歴史家である。『観光都市 江戸の誕生』では、江戸の寺院の宣伝・プロモーション手法を明らかにし、『徳川将軍家の演出力』では、徳...
古地図

Yahoo!の江戸、明治の古地図めぐり

Yahoo!の江戸、明治の古地図めぐりの特集がスタートした。(2007年3月15日までの期間限定) 『鬼平犯科帳』や『剣客商売』の舞台になった江戸の町をたどったり、時代小説でも描かれることが多い歴史上の大事件の起こったスポットを紹介したり、...
伝奇

時代小説の新星、仁木英之さん

仁木英之さんの『十六夜長屋日月抄 飯綱颪』を読んだ。仁木さんは、2006年に「碭山の梨」で第十二回歴史群像大賞最優秀賞、「僕僕先生」で第十八回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した、時代小説界、期待の新星である。(うかつなことに、文庫の『飯綱...