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作家

山内美樹子さんがブログを始められました

『善知鳥伝説闇小町 鍵屋お仙見立絵解き』などで知られる作家の山内美樹子さんが、ブログをスタートされました。 善知鳥伝説闇小町 鍵屋お仙見立絵解き (光文社文庫) 作者: 山内美樹子 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2007/11/08...
剣豪

寅さん化する、酔いどれ小籐次

食欲が落ちた時期に、口当たりのよいものばかり食べたくなるように、読書欲が落ちたときには佐伯泰英の時代小説が読みたくなる。そんなわけで「酔いどれ小籐次」シリーズの第10弾『薫風鯉幟(くんぷうこいのぼり)』を読んだ。 薫風鯉幟―酔いどれ小籐次留...
資料館・美術館

「対決 巨匠たちの日本美術」に行ってきた

夏バテ気味で家でゴロゴロ読書三昧と考えていたが、上野の東京国立博物館・平成館で開催中の「対決 巨匠たちの日本美術」を見に行った。与謝蕪村や伊藤若冲、池大雅、野々村仁清など、江戸時代の京を舞台に活躍した絵師・陶芸家の作品を見たくなり、思い切っ...
ブックガイド

お盆を前にタイムリーな特集、『文蔵 2008.8』

『文蔵 2008.8』が家に届いた。本書は、ごろっと寝転んで気軽に読める小説とエッセイ満載の月刊文庫。今月の特集は、「文士の墓にお参りする」というお盆にふさわしい企画である。古都鎌倉や青山霊園、多磨霊園、雑司ヶ谷霊園、八王子などの小説家たち...
市井人情

山形を舞台に面白さが増す、居眠り磐音

佐伯泰英さんの『紅花ノ邨(べにばなのむら)』を読む。「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズの第二十六弾。神保小路の直心影流尚武館佐々木道場に養子に入り、名字が坂崎から佐々木に変わってから、主人公としての重厚感が加わった磐音。物語も青春小説の要素が...