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時代小説

「文蔵2009.5」で戦国武将小説特集

若い女性、「歴女(れきじょ)」たちが原動力となり、空前の戦国武将ブームが起きている。その影響から、歴史時代小説にも目を向ける人が増え、その結果、時代小説が盛り上がることは、時代小説ファンとしてうれしいことだ。 今月の「文蔵(ぶんぞう)」では...
時代小説

「國文學」2009年6月号で時代小説を特集

国語・国文学の専門出版社・学燈社の月刊誌「國文學」の2009年6月号(5/11発売)で「時代小説の味わい方」と題した特集を組みます。 國文學 2009年 06月号 出版社/メーカー: 学燈社 発売日: 2009/05/12 メディア: 雑誌...
剣豪

娘剣客から夫婦剣客へ―「剣客春秋」の新展開

鳥羽亮さんの『剣客春秋 里美の涙』を読んだ。一刀流中西派の千坂道場の道場主・千坂藤兵衛と娘・里美が活躍する人気剣豪小説シリーズの第6弾である。前作『恋敵』で、門弟の彦四郎と所帯をもった里美がどのような新妻ぶりを見せるか興味津々で読み始めた。...
中国

『楊家将』―北方中国時代小説に魅了される

北方謙三さんの『楊家将(ようかしょう)』上・下巻を読んだ。第38回吉川英治文学賞受賞作で、折紙つきの名作であることは疑う余地はないが…。時代小説愛好家の私としては、中国時代小説は守備範囲外で、北方さんには南北朝や江戸時代を舞台にした作品を書...
市井人情

シリーズ名物男の蟋蟀小三郎の弱み

佐藤雅美(さとうまさよし)さんの『泣く子と小三郎』を読む。『影帳』『揚羽の蝶』『命みょうが』『疑惑』に続く、材木町の腕利きの岡っ引半次が活躍する「半次捕物控」シリーズの第五作目。本書は、タイトルにあるように、半次が疫病神と嫌う、蟋蟀小三郎(...