剣豪 「奥右筆秘帳」シリーズ最新刊は箱根路が舞台 上田秀人さんの『継承 奥右筆秘帳』を読んだ。幕府の奥右筆組頭・立花併右衛門と隣家の旗本の次男坊・柊衛悟(ひいらぎえいご)が活躍する人気時代小説シリーズの第四弾である。この「奥右筆秘帳」シリーズは、既刊の3タイトル(『密封』『国禁』『侵蝕』)... 2020.01.15 剣豪武家江戸
文学賞 風野さんの歴史文学賞作品、待望の文庫化 風野真知雄さんの『黒牛と妖怪』を読んだ。この短編集は、「黒牛と妖怪」「新兵衛の攘夷」「檻の中」「秘伝 阿呆剣」「爺」の五編の時代小説が収録されている。「耳袋秘帖」、「大江戸定年組」、「四十郎化け物始末」、「若さま同心徳川竜之助」など、多くの... 2020.03.18 文学賞明治武家
幕末維新 黒船騒乱の渦中で、部屋住剣士が活躍する痛快小説 その後も歯科治療を続けている。 差し歯は仮歯を入れるが、接着が弱かったために、またぐらつきだして、ついには外れてしまう。ちょうどイベントの打ち上げの帰り、夜10時過ぎに駅のホームで電車を待っているときのこと。外れた歯を口から取り出して保管し... 2020.01.14 幕末維新痛快
伝奇 「やわら侍」の痛快な活躍で、歯の憂いを忘れる 2週間ぐらい前から前歯の差し歯に違和感があったが、歯医者さんが苦手でそのままにしていた。そしてついに木曜日にランチを食べた後から、差し歯がグラグラとして鈍い痛みを感じるようになった。「ヤバイ」と思い、金曜日の午前中に数年前に差し歯を入れても... 伝奇江戸痛快
ミステリー 本所七不思議を題材にした傑作時代ミステリー 誉田龍一(ほんだりゅういち)さんの『消えずの行灯 本所七不思議捕物帖』を読んだ。作者は、本書収録の表題作「消えずの行灯(きえずのあんどん)」で第28回小説推理新人賞を受賞している。 消えずの行灯―本所七不思議捕物帖 (双葉文庫) 作者: 誉... 2020.10.25 ミステリー市井人情江戸