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時代小説

『掘割で笑う女 浪人左門あなかし指南』

輪渡颯介(わたりそうすけ)さんの『掘割で笑う女 浪人左門あやかし』を読了しました。第38回メフィスト賞受賞作で、「時代小説+怪談+ミステリ」の3つの要素が融合した作品に仕上がっています。 主要な登場人物の一人、剣術遣いの苅谷甚十郎と同様に、...
IT

WordPressデビュー

WebサイトをWordPressベースへ移行するべく、この週末から作業を開始しました。今回、移行する狙いは、現在のXOOPSベースのものが使いづらくなってきたこと、更新のストレスが大きくなってきたことで、より快適な環境を求めてのものです。 ...
捕物

「御宿かわせみ」明治編、ホームズっぽくなってきた

平岩弓枝さんの『花世の立春』は「新・御宿かわせみ」シリーズ(明治の「御宿かわせみ」)の第3弾。明治編になってからストーリー展開が速くて、文庫本化が待ちきれずに単行本で読んでいる。単行本ではお気に入りの蓬田やすひろさんの挿絵も入って楽しい。 ...
伝奇

江戸初期の武蔵野の自然が美しい傑作伝奇小説

1月12日に北重人(きたしげと)さんの『白疾風(しろはやち)』を購入。作者が2009年8月26日に逝去されたことで、今後文庫化されていく作品の数がカウントダウンしていくことが淋しい。隆慶一郎さんのときみたいでしみじみとした思いにとらわれてし...
市井人情

この世で一番恐ろしい人間を描く、陰陽師小説

『逆髪』は土御門家の陰陽師・笠松平九郎が活躍する連作時代小説。陰陽師ものといっても、「この世で一番恐ろしいのは人間、物の怪などおりますまい」と主人公に語らせている。京の町と人情、文化が楽しめる。 逆髪―土御門家・陰陽事件簿〈4〉 (光文社時...