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幕末維新

黒船騒乱の渦中で、部屋住剣士が活躍する痛快小説

その後も歯科治療を続けている。 差し歯は仮歯を入れるが、接着が弱かったために、またぐらつきだして、ついには外れてしまう。ちょうどイベントの打ち上げの帰り、夜10時過ぎに駅のホームで電車を待っているときのこと。外れた歯を口から取り出して保管し...
伝奇

「やわら侍」の痛快な活躍で、歯の憂いを忘れる

2週間ぐらい前から前歯の差し歯に違和感があったが、歯医者さんが苦手でそのままにしていた。そしてついに木曜日にランチを食べた後から、差し歯がグラグラとして鈍い痛みを感じるようになった。「ヤバイ」と思い、金曜日の午前中に数年前に差し歯を入れても...
ミステリー

本所七不思議を題材にした傑作時代ミステリー

誉田龍一(ほんだりゅういち)さんの『消えずの行灯 本所七不思議捕物帖』を読んだ。作者は、本書収録の表題作「消えずの行灯(きえずのあんどん)」で第28回小説推理新人賞を受賞している。 消えずの行灯―本所七不思議捕物帖 (双葉文庫) 作者: 誉...
女性

娘料理人の成長と江戸の人情を描く傑作時代小説

デビュー作『出世花』で注目の高田郁(たかだかおる)さんの新作、『八朔の雪 みをつくし料理帖(はっそくのゆき・みをつくしりょうりちょう)』を読んだ。前作では江戸の女納棺師を主人公にしたが、今回は上方・大坂から江戸にやってきた料理人の澪(みお)...
中国

『血涙』―「義」という言葉の重さを再認識

「愛し合ってるかい?」の言葉をいつも投げかけていた、ロッカーの忌野清志郎さんは亡くなってしまった。訃報に触れて、かつて何度も聞いた歌が流れ、生前の映像が流されると、切なくなってしまう。合掌。 清志郎さんのおかげかどうかはともかく、今、日本に...