シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布
ドラマ

ドラマ化され、ますます快調な「鎌倉河岸捕物控」

佐伯泰英さんの『八丁堀の火事』を読みました。「鎌倉河岸捕物控」シリーズの第16作目です。 幼なじみの秋乃の死を乗り越えるために禅修行に行っていた彦四郎が戻り、入れ替わりで亮吉が探索のため吉原に居残りをすることになります。喜び勇んで吉原に行っ...
古墳・飛鳥・奈良

千三百年前の奈良の都に思いを巡らせつつ

梓澤要(あずさわかなめ)さんの『阿修羅』を読み始めました。遷都1300年記念で今年注目されている、奈良。その奈良が最も輝いていた奈良時代を舞台にした時代小説です。 興福寺の阿修羅像のモデルになったといわれるのは、若き日の橘奈良麻呂。本書の主...
文学賞

「2010年本屋大賞」に冲方丁さんの『天地明察』

4月20日、「2010年本屋大賞」が発表されて、冲方丁(うぶかた・とう)さんの時代小説『天地明察』(角川書店)が大賞を受賞しました。『天地明察』は、江戸時代の天文学者渋川春海の半生を描いた時代小説です。 「本屋大賞」の過去の受賞作はすべて現...
お知らせ

「時代小説SHOW」と「ほぼ日刊時代小説」の役割

「時代小説SHOW」をWordPressベースに変えたことで、ブログ機能が使えるようになり、はてなダイアリーでやっている「ほぼ日刊時代小説」を今後どうしたらいいか、悩んでいました。 いままで蓄積してきたエントリーと、はてな独自のユニークで便...
歴史読み物

時代小説ヒーローの金銭感覚と懐事情

歴史家・安藤優一郎さんの『鬼平の給与明細』を読みました。鬼平について触れられているのは第1章のみですが、鬼平を導入にしたことでとっつきやすく、武士の金銭感覚、懐事情を明らかにしていく試みで一気に読めました。 鬼平の給与明細 (ベスト新書 2...