幕末維新150年前の咸臨丸渡米の航海を描く時代小説 植松三十里(うえまつみどり)さんの『咸臨丸、サンフランシスコにて』を読みました。本書は、第27回歴史文学賞受賞作『桑港にて』を大幅に改稿して改題し、書き下ろし作品「咸臨丸のかたりべ」を加えて文庫化したものです。 2010年、今年は咸臨丸渡米...幕末維新
伝奇キリシタン騒動に巻き込まれる旗本与一郎 羽太雄平(はたゆうへい)さんの『転び坂 旗本与一郎』を読みました。『峠越え』、『新任家老 与一郎』(『されど道なかば』を改題)、『家老脱藩 与一郎、江戸を行く』に続く、「与一郎」シリーズの第4弾です。家老の嫡男が若くして家老になり、さらに脱...伝奇武家
剣豪土井利勝の妄執を両断する、斬馬刀 上田秀人(うえだひでと)さんの『破矛(はぼう)』を読みました。信州松代藩真田家で、斬馬刀を預けられ、本陣に突っ込んでくる敵の騎馬武者を迎え撃つ斬馬衆を務める仁旗伊織が活躍するシリーズ第2弾。 斬馬刀は刃渡り七尺(約2.1メートル)、柄までの...剣豪武家
iPhoneiPhoneアプリで江戸古地図 江戸東京博物館で、特別展として「龍馬伝」が開催されます。そのPRのための広告特集が本日4月28日付けの朝日新聞朝刊に掲載されました。 『利休にたずねよ』で直木賞作家となった山本兼一さんが山岡鉄舟の生涯を描く『命もいらず名もいらず』や、日本初... 2010.05.08iPhone古地図江戸
時代小説映画化を機に、久々に『雷桜』を読み直しています 宇江佐真理さんの『雷桜(らいおう)』を久しぶりに読んでいます。文庫の帯にある、2010年秋、映画化! 岡田将生さんと蒼井優さんの主演、という文字が気になって、どんな物語だったけ?と、パラパラとめくっているうちに引き込まれていきました。 雷桜... 2010.04.27時代小説