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時代小説

つましい生活の中で、ささやかな幸せがある

藤沢周平さんの『橋ものがたり』を読み直している。タイトルどおりに江戸の橋を舞台にした10の短編を収録。十年以上前に一度読んでいるはずなのだが、ストーリーをすっかり忘れていて、初読のようなワクワク感を抱きながらページを繰っている。 「五年経っ...
時代小説

5年前の「ほぼ日刊時代小説」を読みながら

空いている時間を使って、iPadで読める電子出版コンテンツづくりを行っています。 まずは、過去の「ほぼ日刊時代小説」のブログエントリーをもとに電子出版用のデータづくりを進めています。編集作業をしながら、「ほぼ日刊時代小説」を始めた当初のエン...
時代小説

相馬大作事件に材を得た宇江佐作品

会社のデスクの中を整理していたら、宇江佐真理さんの『三日月が円くなるまで』が見つかった。文庫の新刊で発売されたときに購入し、そのまま埋蔵された本。パラパラとめくっているうちに、ユーモアがある温かさの中に凛とした美しさがある宇江佐ワールドに引...
時代小説

天保の「三方所替え」の全容を描く時代小説

中村彰彦さんの『北風の軍師たち』を読んでいます。十一代将軍家斉の時代に発令された、「三方所替え」を描いた時代小説です。 「三方所替え」は、武蔵川越の松平大和守家を出羽庄内へ、庄内の酒井左衛門尉を越後長岡へ、長岡の牧野備前守を川越へ所替えをす...
iPad

iPadの使い心地は…

昨日から一足早くiPad(Wifi、16GB)を使い始めました。もちろん、日本で発売されたものではなく、会社の人がハワイで入手してきたものです。それ以前にも2回ほど、iPadを手にしていたので、感動はやや薄れていますが、でも、新しいおもちゃ...