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時代小説

藤沢さんが描く、小日向の風景

藤沢周平さんの『橋ものがたり』を読み終えた。十数年前に読んだときよりも、市井の男女の恋模様を面白く感じた。初読のときも面白いと思ったものだが、市井小説の真髄に触れた思いがする。自分がそれなりに年を重ねたせいかもしれない。 「小さな橋で」とい...
iPad

iPad日本版で読みたいものは?

昨日予約していたiPadが会社に届き、週末家に持ち帰って、iPadアプリのインストールをしたり、あちこち触ったりしている。その前に、アメリカで発売されていたiPadをいじっていたので、最初のときより感動は薄い。 マスコミでの報道を見ていると...
時代小説

つましい生活の中で、ささやかな幸せがある

藤沢周平さんの『橋ものがたり』を読み直している。タイトルどおりに江戸の橋を舞台にした10の短編を収録。十年以上前に一度読んでいるはずなのだが、ストーリーをすっかり忘れていて、初読のようなワクワク感を抱きながらページを繰っている。 「五年経っ...
時代小説

5年前の「ほぼ日刊時代小説」を読みながら

空いている時間を使って、iPadで読める電子出版コンテンツづくりを行っています。 まずは、過去の「ほぼ日刊時代小説」のブログエントリーをもとに電子出版用のデータづくりを進めています。編集作業をしながら、「ほぼ日刊時代小説」を始めた当初のエン...
時代小説

相馬大作事件に材を得た宇江佐作品

会社のデスクの中を整理していたら、宇江佐真理さんの『三日月が円くなるまで』が見つかった。文庫の新刊で発売されたときに購入し、そのまま埋蔵された本。パラパラとめくっているうちに、ユーモアがある温かさの中に凛とした美しさがある宇江佐ワールドに引...