ミステリー

兄妹が営む江戸の飼鳥屋を舞台にした、時代ミステリー第2弾

『かなりあ堂迷鳥草子2 盗蜜』|和久井清水|講談社文庫江戸のペットショップ、飼鳥屋(かいとりや)が活躍する時代小説というと、蝉谷めぐ実さんの『化け者心中』、梶よう子さんの『ことり屋おけい探鳥双紙』、志川節子さんの『花鳥茶屋せせらぎ』などが思...
お気に入り

名画に隠された悲しい愛の物語を掘り起こす、名探偵亜澄

『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』|鳴神響一|文春文庫芸術の秋を楽しむ一冊。絵画をめぐるミステリーをご紹介します。鳴神響一(なるかみきょういち)さんの『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 極楽寺逍遙』(文春文庫)は、文庫書き下ろしの警察小説...
人物

薬師として、女として、家康と共に歩み、戦った阿茶局の物語

『続 家康さまの薬師』|鷹井伶|潮文庫NHK大河ドラマ「どうする家康」のおかげで、徳川家康の何人もいる側室についても、知識が増えて少しわかるようになりました。そんな家康の側室の中でとくに惹かれるのが、阿茶局(あちゃのつぼね)です。鷹井伶(た...
人物

紀伊國屋書店に日本歴史時代作家協会賞受賞者8人が結集

2023年10月20日(金)14時から17時30分まで、紀伊國屋書店新宿本店で行われた、第12回日本歴史時代作家協会賞の各賞受賞者8人が登場する、トークショー&サイン会に参加してきました。当日は、立見が出るほどの盛況の中で行われました。第1...
ユーモア

秀吉と家康の直接対決、小牧・長久手の戦いを描く人間ドラマ

『関ケ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手』|白蔵盈太|文芸社文庫天下分け目の戦いというと、徳川家康の東軍と石田三成率いる西軍が関ケ原の戦いが頭に浮かびます。白蔵盈太(しろくらえいた)さんは、『関ケ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手』...