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女性

ここは人生の雨宿りをする場所。女たちの縁切寺、徳川満徳寺

『虹を待つ 駆け込み寺の女たち』|遠藤彩見|集英社文庫 江戸の縁切寺といえば、鎌倉の東慶寺が有名で、いろいろな作家によって、時代小説でも何度も描かれています。 遠藤彩見さんの初の時代小説、『虹を待つ 駆け込み寺の女たち』(集英社文庫)は、も...
人物

東京新聞で、今村翔吾さんの『海を破る者』を紹介

『海を破る者』|今村翔吾|文藝春秋 2024年6月15日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は6月16日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、おすすめの時代小説を紹介させていただきました。 「推し時代小説」は、旬のおすすめの作品を紹介していく...
人物

第171回直木賞候補に、岩井圭也さんの『われは熊楠』含む5作

6月13日(水)、第171回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品がx(旧Twitter)で発表されました。 歴史時代小説のカテゴリーに入れられる作品では、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)が候補作に選ばれまし...
合戦、戦い

「時代小説●2024年6月中旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『三河雑兵心得【十四】 豊臣仁義』|井原忠政|双葉文庫 2024年6月11日から6月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年6月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、井原忠政さんの歴史時代小説、『三河雑兵心...
ミステリー

稀代の数寄者の瓢仙と怪談売りの銀次の痛快もののけ譚、開幕

『うろうろ舟 瓢仙ゆめがたり』|霜島けい|光文社文庫 生来の怖がりで、お化け屋敷が苦手で入ったことがありません。お金を払ってまで、怖い思いをする気が知れません。 さて、霜島けいの新シリーズ、『うろうろ舟 瓢仙ゆめがたり』(光文社文庫)は、稀...