人物

すべては人のために。富山売薬と調所広郷の心を打つ物語

『富山売薬薩摩組』|植松三十里|エイチアンドアイ植松三十里さんの『富山売薬薩摩組』(エイチアンドアイ)は、徳川幕府が敷いた幕藩体制に揺らぎが生じてきて江戸後期を舞台にした歴史小説です。本書に登場する薩摩藩家老の調所広郷(ずしょひろさと)は、...
お気に入り

万年筆が綴る哀しきストーリー。ネオ警察小説第6弾

『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜6 万年筆の悪魔』|鳴神響一|幻冬舎文庫鳴神響一(なるかみきょういち)さんの『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜6 万年筆の悪魔』(幻冬舎文庫)は、文庫書下ろし警察小説シリーズの第6弾です。神奈川県警刑事...
人物

第170回直木賞候補に、村木嵐さんら6名。新たな潮流も

12月14日(木)、第170回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品6作品が発表されました。村木嵐(むらきらん)さんの歴史時代小説『まいまいつぶろ』(幻冬舎)も候補作品に選ばれました。今回は、ほかにも歴史時代小説ファンとし...
幕末維新

東海道、中山道、奥州街道…、15の街道から日本史を紐解く

『15の街道からよむ日本史』|安藤優一郎|日経ビジネス人文庫歴史家、安藤優一郎さんの『15の街道からよむ日本史』(日経ビジネス人文庫)は、主要な街道を15のテーマで取り上げています。各地域にの歴史を読み解くことで、日本史の意外な事実を解き明...
市井人情

「2023年12月中旬の新刊(文庫)」をアップ

『北の御番所 反骨日録(九) 廓証文』|芝村凉也|双葉文庫2023年12月11日から12月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年12月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました今月注目しているのは、双葉文庫から刊行される...