中山義秀文学賞

『文蔵2024.1・2』は、小説で読み解く紫式部と「源氏物語」

『文蔵2024.1・2』|PHP文芸文庫『文蔵2024.1・2』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、帚木蓬生『香子』刊行開始記念! 小説で読み解く紫式部と「源氏物語」 です。2024年の大河ドラマ「光る君へ」の放送開始にともない、今、...
ユーモア

江戸にやってきた茂兵衛、今度は陸奥国九戸城攻めに参戦だ

『三河雑兵心得(十三) 奥州仁義』|井原忠政|双葉文庫井原忠政(いはらただまさ)さんの文庫書き下ろし戦国小説、『三河雑兵心得(十三) 奥州仁義』(双葉文庫)が発売されました。毎度部数のことに触れて恐縮ですが、前作の第12巻『小田原仁義』で文...
人物

すべては人のために。富山売薬と調所広郷の心を打つ物語

『富山売薬薩摩組』|植松三十里|エイチアンドアイ植松三十里さんの『富山売薬薩摩組』(エイチアンドアイ)は、徳川幕府が敷いた幕藩体制に揺らぎが生じてきて江戸後期を舞台にした歴史小説です。本書に登場する薩摩藩家老の調所広郷(ずしょひろさと)は、...
お気に入り

万年筆が綴る哀しきストーリー。ネオ警察小説第6弾

『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜6 万年筆の悪魔』|鳴神響一|幻冬舎文庫鳴神響一(なるかみきょういち)さんの『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜6 万年筆の悪魔』(幻冬舎文庫)は、文庫書下ろし警察小説シリーズの第6弾です。神奈川県警刑事...
人物

第170回直木賞候補に、村木嵐さんら6名。新たな潮流も

12月14日(木)、第170回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品6作品が発表されました。村木嵐(むらきらん)さんの歴史時代小説『まいまいつぶろ』(幻冬舎)も候補作品に選ばれました。今回は、ほかにも歴史時代小説ファンとし...