ミステリー

馬琴の時代に貸本屋を営むおせんの奮闘を描く時代ミステリー

『貸本屋おせん』|高瀬乃一|文藝春秋高瀬乃一(たかせのいち)さんの時代小説、『貸本屋おせん』(文藝春秋)は、実は二度読んでいますが、当サイトで紹介し損ねていました(てっきり、アップしていると勘違いしていました。しかも、単行本が手元で見つから...
市井人情

東京新聞で赤神諒さんの『火山に馳す 浅間大変秘抄』を紹介

『火山に馳す 浅間大変秘抄』|赤神諒|KADOKAWA元日に発生した能登半島地震のニュースを見て、心を痛めながらも、いまは祈ることとしかできない、非力を感じています。1月6日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は1月7日)の読書面の「推し時代小説...
人物

地獄を二度見、歴代天皇から消された光厳帝の激烈な生涯とは

『風と雅の帝』|荒山徹|PHP研究所荒山徹(あらやまとおる)さんの歴史小説、『風と雅の帝』(PHP研究所)を紹介します。NHK大河ドラマのおかげで同時代を描く小説も多数発行され、鎌倉時代や平安時代について、学ぶ機会が増えてきました。その一方...
人物

島村抱月、松井須磨子と出会い、作曲家への道を拓く中山晋平

『アンサンブル』|志川節子|徳間書店志川節子(しがわせつこ)さんの長編小説、『アンサンブル』(徳間書店)を読みました。本書は、童謡「シャボン玉」や「てるてる坊主」、ヤクルトスワローズの応援歌でも知られる新民謡「東京音頭」の作曲家、中山晋平(...
ミステリー

2023年時代小説ベスト10【文庫書き下ろし】を発表!

「北の御番所 反骨日録」シリーズ|芝村凉也|双葉文庫「時代小説SHOW」の2023年時代小説ベスト10【文庫書き下ろし部門】を発表しました。Amazonでの発売日もしくは奥付表記が2022年11月1日から2023年10月31日発行の時代小説...