作家藤沢周平の世界展が待ち遠しい 世田谷文学館のホームページを見たら、「藤沢周平の世界展」の展示内容とイベントの告知が掲載されていた。9月17日(土)~10月30日(日)が開催期間。 本展では、藤沢周平さんの没後、家族の手元で保存されていた原稿、創作資料、蔵書などを一挙初公...作家資料館・美術館
市井人情江戸を感じさせる捕物帳 杉本章子さんの「信太郎人情始末帖」シリーズの第3弾『狐釣り』が文庫になった。杉本さんは明治初期に活躍した浮世絵師小林清親を主人公とした『東京新大橋雨中図』で、第100回直木賞を受賞した実力派の時代小説作家。 そのほかにも、江戸の草創名主で「... 2020.01.12市井人情捕物江戸
伝奇剣豪小説の醍醐味 荒崎一海さんの『闇を斬る 刺客変幻』を、一気に読了。今回は前作以上にエンターテインメント度がアップし、スケール感がある。 剣の遣い手である北町奉行所の隠密廻り同心が、薩摩藩蔵屋敷近くで殺されているのが見つかった。帯には、「黒子」と書かれた紙... 2020.01.12伝奇剣豪江戸
伝奇「闇を斬る」の続編 「秘太刀 馬の骨」を三回目にして初めてリアルタイムに見た。それまでは帰宅が遅くなり録画だった。今週は、内野聖陽さん扮する神道無念流の主人公・石橋銀次郎と、不伝流の矢野道場の長老内藤半左衛門(本田博太郎)、「籠手打ち名人」長坂権平(尾美としの...伝奇剣豪江戸
江戸江戸時代の歌舞伎界 松井今朝子さんの『似せ者』は、江戸時代の歌舞伎界から題材をとった、4つの短編小説を掲載している。プロフィールによると、松井さんは早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了後、松竹に入社し、歌舞伎の企画・制作に携わる。のち、フリーとなり、歌...江戸芸道