女性

若手女子編集者がタイムスリップして、江戸でベストセラー

『大江戸恋情本繁昌記 天の地本』|ゆうきりん|集英社オレンジ文庫異世界ものにはまだ馴染めていませんが、最近、過去の時代にタイムスリップする、時代SF(現代と過去の時代が描かれていて、主人公が何らかの装置や現象などによって時代移行をするので時...
ブックガイド

『文蔵2024.6』特集は、令和の「婚活・結婚」小説

『文蔵2024.6』|PHP文芸文庫『文蔵2024.6』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、永遠の幸せ? 波瀾の始まり? 令和の「婚活・結婚」小説 です。書評家の吉田伸子さんが、千差万別、いろいろな「夫婦」を描いた、おすすめ小説を14...
中山義秀文学賞

「時代小説●2024年5月下旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『身もこがれつつ 小倉山の百人一首』|周防柳|中公文庫2024年5月21日から5月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年5月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、周防柳(すおうやなぎ)さんの歴史時代小説、『...
ミステリー

八丁堀同心、戦国時代へタイムスリップして、殺人事件の探索

『鷹の城 定廻り同心新九郎、時を超える』|山本巧次|光文社文庫山本巧次(やまもとこうじ)さんの代表作の「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」(宝島社文庫)は、2024年5月時点で、10タイトルを数える人気シリーズとなっています。現代のOLがタイ...
ユーモア

義賊、忍びに、影御用、幽霊剣士…、登場人物は裏の顔ばかり

『実は、拙者は。』|白蔵盈太|双葉文庫デビュー以来、その作風にハマって追っかけている作家さんがいます。本書の著者の白蔵盈太(しろくらえいた)さんもその一人です。文芸社が主催する第3回歴史文芸賞最優秀賞受賞し、2021年『松の廊下でつかまえて...