シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布
痛快

市兵衛は、領民を苦しめる北最上藩の政争の渦中へ

祥伝社文庫から出た、辻堂魁さんの文庫書き下ろし時代小説、『銀花(ぎんか) 風の市兵衛 弐』を入手しました。 唐木市兵衛と暮らした幼き兄妹小弥太と織江の親戚にあたる金木脩が酔漢に襲われ重傷を負った。柳井宗秀の治療で一命をとりとめたものの、酔漢...
市井人情

業火の中でぼろ鳶組・彦弥は、花魁・花菊と約束を交わす

祥伝社文庫の新刊、今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組』を入手しました。 大人気シリーズ「羽州ぼろ鳶組」は、本書が第6作。今回の舞台は吉原。吉原で頻発する火付けに、ぼろ鳶組一の色男・彦弥が挑みます。 花魁・花菊は父母...
市井人情

『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』をUP

知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』(光文社文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。 着物などに絵付けをする上絵師として独り立ちを目指す女性・律(りつ)を主人公とした、お仕事時代小説...
武家

阿波踊りと『遊び奉行 軍鶏侍外伝』

昨8月12日より、徳島のお盆の風物詩、阿波踊りが始まりました。昨年までは1500人の踊り手による「総踊り」が行われ一日のフィナーレとなっていましたが、今年は市長と阿波おどり振興協会の対立により、中止になったそうで残念です。 さて、江戸時代の...
ブックガイド

巡る桜 上絵師 律の似面絵帖

まだるっこいがひたむきな、恋と仕事から目が離せない 光文社文庫から刊行された、知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『巡る桜 上絵師 律の似面絵帖』を紹介します。 本書は、着物に絵付けをする上絵師(うわえし)として独り立ちを...