2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
Kindle

幕末、敵味方に分かれて戦うことになる、高須四兄弟の物語

奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの歴史・時代小説、『葵の残葉(あおいのざんよう)』(文藝春秋)をKindle版で入手しました。この四兄弟がいなければ、幕末の歴史は変わっていただろう――。子福者と天下に羨まれた徳川傍流・高須家から尾張、会津...
幕末維新

新宿荒木町に生まれ、敵味方に分かれた「高須四兄弟」の幕末維新

先日、新宿区立新宿歴史博物館で、平成26年度に開催された特別展の図録、『高須四兄弟 新宿区・荒木町に生まれた幕末維新』を入手しました。現在の新宿区荒木町に「津の守坂(つのかみさか)」という坂があります。美濃国高須藩三万石の松平「摂津守(せっ...
痛快

『蓬莱橋雨景 九頭竜覚山 浮世綴(二)』をUP

荒崎一海(あらさきかずみ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『蓬莱橋雨景 九頭竜覚山 浮世綴(二)』(講談社文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。深川の両替屋の小町娘が蓬莱橋から身投げをします。その夜、二件の押込み強盗があり、独り暮ら...
ブックガイド

蓬莱橋雨景 九頭竜覚山 浮世綴(二)

小町娘の身投げの謎から、深川を震撼させた凶盗を追う。講談社文庫から刊行された、荒崎一海(あらさきかずみ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『蓬莱橋雨景 九頭竜覚山 浮世綴(二)』を紹介します。深川の大店両替屋の娘が蓬莱橋から身を投げた。日本橋の...
市井人情

清洲亭に幽霊が出た!? 芸と人情が満載の落語時代小説第2弾

奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『すててこ 寄席品川清洲亭(二)』(集英社文庫)を入手しました。気のいい大工棟梁・秀八は恋女房のおえいと共に、念願だった寄席を開きます。幕末の品川に開いた寄席を舞台に、笑いと人情が...