2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
資料館・美術館

千葉市立郷土博物館で、千葉氏一族の歴史を知る

千葉市の郊外に、立派なお城が建っています。そう、それが千葉市立郷土博物館です。JR千葉駅から徒歩で15分くらい(京成バスも近くを走っています)のところにあります。千葉市立郷土博物館は、昭和42年(1967)に天守閣造りの観光施設千葉市郷土館...
武家

権力に媚びず、正義を貫く「武家の鑑」目付の活躍を描く

藤木桂(ふじきかつら)さんの文庫書き下ろし時代小説、『本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人』(二見時代小説文庫)を入手しました。「風の市兵衛」シリーズをはじめ、幕府の「目付」は時代小説に登場することは珍しくありません。しかし、定員十名の幕府の目...
痛快

『迷い熊帰る 長屋道場騒動記(一)』をUP

芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『迷い熊帰る 長屋道場騒動記(一)』(双葉文庫刊)を、「時代小説SHOW」で紹介しました。神田弁慶橋近くの老舗菓子舗の裏手に建つ剣術道場の前に旅装の浪人が現れた。男は十年前に武者修行...
ブックガイド

迷い熊帰る 長屋道場騒動記(一)

心優しき巨躯の剣士「迷い熊」、江戸へ見参双葉文庫から刊行された、芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『迷い熊帰る 長屋道場騒動記(一)』を紹介します。神田にある老舗菓子舗惠比壽屋の裏手に建つ剣術道場の前に旅装の浪人が現...
市井人情

母に一目会いたい。願いを叶えるために「くらまし屋」は鬼となる

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『くらまし屋稼業 春はまだか』(ハルキ文庫)を入手しました。本書は、『くらまし屋稼業』に続く、シリーズ第2弾です。日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にい...