2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
ユーモア

よろず相談屋信吾、ヌンチャクを手に相談ごとを解決

野口卓さんの文庫書き下ろし時代小説、『まさかまさか よろず相談屋繁盛記』(集英社文庫)を入手しました。本書は『なんてやつだ よろず相談屋繁盛記』に続く、シリーズ第2弾です。主人公の信吾は、三歳のときに大病を患い、三日三晩の高熱と引きつけの影...
剣豪

覚山を襲う刺客、江戸の夜に跋扈する辻斬。波乱の始まり

荒崎一海さんの文庫書き下ろし時代小説、『寺町哀感 九頭竜覚山 浮世綴』(講談社文庫)を入手しました。本書はチャンバラと謎解きと深川の人情が楽しめる、「九頭竜覚山 浮世綴」シリーズの第3弾です。主人公は、学問一筋の兵学者、九頭竜覚山が、深川一...
時代小説

2018年単行本時代小説ベスト10を発表

「時代小説SHOW」による、2018年単行本時代小説のベスト10を発表しました。奥付表記(一部Amazonの発売日)が2017年10月1日から2018年9月30日発行の時代小説作品で、単行本で刊行された作品を対象に選びました1位 『信長の原...
新刊情報

「2019年1月の新刊 下」をアップ

2019年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年1月の新刊 下」を掲載しました。今回は、角川文庫から刊行する、田牧大和さんの『縁切寺お助け帖』を取り上げます。江戸時代、上州の満徳寺とともに縁切寺...
大正・昭和

目黒区駒場で、加賀百万石と戦前の華族の暮らしに触れる

先日、京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩8分にある駒場公園内にある、旧前田家本邸を見学してきました。旧前田家本邸は、旧加賀藩主前田家16代当主の侯爵前田利為(としなり)侯の居宅で、昭和三年(1928)に建設されたもの。家族の生活の場であり迎賓...