2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
戦国

戦国のニューヒーロー、秋田の智将、安東愛季を描いた長編小説

鳴神響一(なるかみきょういち)さんの歴史時代小説、『斗星、北天にあり』(徳間書店)を入手しました。ハードカバーです。本書は、著者初の戦国物です。安東愛季という、これまで戦国小説ではあまり取り上げられてこなかった武将を取り上げています。(私も...
ニュース

『鯖猫長屋ふしぎ草紙』が「江戸ねこ茶屋」とコラボし、コンテスト

両国駅前に期間限定でできた長屋町で本物の猫と触れあえる江戸版ねこカフェ「江戸ねこ茶屋」と、長屋暮らしの俺様猫「サバ」が主役の人気時代小説『鯖猫長屋ふしぎ草紙』がコラボしました。2018年12月9日までTwitterで「お猫さま写真コンテスト...
新刊情報

「2018年11月の新刊 下」をアップ

2018年11月21日から11月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年11月の新刊 下」を掲載しました。今回は、中公文庫から刊行する、鈴木英治さんの『江戸の雷神』に注目しています。火付盗賊改役の伊香雷蔵は、常に捕...
武家

老中から課せられた分担米を求めて、若殿・正紀は奔走す

千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石 定信の触(ふれ)』(祥伝社文庫)を入手しました。下総高岡藩の世子・井上正紀が窮地の藩のために金策に奔走する、人気シリーズ「おれは一万石」の第七弾です。江戸の米価高騰を解消す...
痛快

明和大火の下手人は生きているのか? “狐火”の悪夢、再び

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『狐花火(きつねはなび) 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)を入手しました。待ちかねていた「羽州ぼろ鳶組」の第七弾。第1弾の『火喰鳥』で登場した元花火師の秀助を想起させる、火付けが再び起きます。しかも、本書に...